2013年4月30日火曜日

Chocolateyを使えばWindowsの開発環境構築の手間から解放されるかもしれない

aptとかbrewとかportsとか便利なパッケージ管理ソフトが色々あります。
開発をMacでやるようになってからというもの、Windowsの環境構築がめんどくさすぎて開発に使おうと思うことはなくなりました。

ですがWindowsにもいい感じのパッケージ管理ツールが来たと風の噂に聞いて試してみました。

ツールの名前はChocolatey。なんともSweetでCuteな名前ですね。

リンク

動作環境

  • Windows XP/Vista/7/2003/2008
  • .Net Framework 4.0
  • PowerShell 2.0 >=

インストール

コマンドプロンプトから下記コマンドを実行

@powershell -NoProfile -ExecutionPolicy unrestricted -Command "iex ((new-object net.webclient).DownloadString('http://chocolatey.org/install.ps1'))" && SET PATH=%PATH%;%systemdrive%\chocolatey\bin

ここからはPowerShellで

パッケージのインストール、アンインストール

インストール

cinst packageName

用意されているパッケージはgalleryで確認できる

アンインストール

cuninst packageName

パッケージのupdate

cup packageName

インストールされているパッケージの確認

cver all -localonly

感想

とにかく簡単。cinst rubyの10文字でrubyの実行環境ができました。

インストールできるパッケージ数も860以上、GUIのツールまで入れられるってんだから文句ないね。
ここまで敷居が下げられるとWindowsでの開発にも前向きになれる気がします。

PowerShellもまぁまぁいい

コマンドプロンプトよりはいい

2013年4月18日木曜日

株式会社エクスクウェイドを退職しました

株式会社エクスクウェイドを退職しました。正確には20日までですが、4月12日が最終出社日でした。 チーフフロントエンジニアとして、バイトの期間を入れると約1年ほどエクスクウェイドで仕事をしていました。


業務的にはソーシャルアプリの開発・運用の業務に携わってきました。
もともと社内にスマホ向けにHTMLやCSS、JSを書ける人がいなかったらしく、高校の同級生だった奴(副社長)に誘われてのこのことバイトとして働き始めました。


初めは慣れないことばっかりで、とにかく調べまくってなんとか形にしながらこなしてました。
上も下もいなくて誰にも聞くこともできず、自分のやり方が合ってるのかどうか、間違ってないかとひたすら不安でした。
でもそんな環境でやってたからこそ、色々な知識やテクニックを身につけることができたのかなとも思います。


バイトを始めたとき自分は大学院生として研究をしてたわけなんですが、実際の業務での開発はとても刺激的で、だんだんと研究からバイト主体にシフトしていきました。
バイトを初めて2ヶ月たった辺りで大学院を中退しました。(修士2年でした)


大学院を辞めてこの会社にコミットしていきたい、と思ったきっかけは@polidogとの出会いでした。
彼は同い年で、CTOで、技術に貪欲で会社の中では誰よりも働いてました。
彼と働きたい、彼となら何かおもしろいことができそうだなと感じさせるようなオーラを持ってるイケメン(クズ)でした。


一足先に去ってしまった彼と一緒に働けた期間はそんなに長くはありませんでしたが、自分を上に前にと引っ張ってくれたように感じます。
人生の転機になるきっかけをくれて感謝してます。


退職の理由は色々とありますが、もっといろんな技術に触れたいとか成長したいっていう気持ちが強くあって飛び出しちゃいました。


1年間ありがとうございました。
とにかく自由に働ける環境で、まるで大学の研究室にいるように伸び伸びとやらせてもらえて楽しかったです。
定時の2時間前に勉強会に行かせてもらえる懐の深い会社でとても助かっていました。


今週はほんの束の間のお休みをおもいっきり満喫しています。
来週からまた勤め人として頑張りますのでよろしくお願いします。

エンジニアとしてはまだまだひよっ子なのでもっともっと頑張っていこうと思います。

2013年4月11日木曜日

デザイニアンに参加してきた

DESIGNIAN's

会場はTwitter Japanさん! 初潜入ヽ(=´▽`=)ノ
当日はTwitter Japanさんからのご好意でピザとビールも振舞われました。 ごちそうさまでした。


デザイナー秋葉さんとエンジニア白石さんの二人によるトークセッション的な今回のイベント


「デザイナーがデベロッパーと一緒につくるってどうなんだ!?」というテーマで、Webデザイナーとエンジニアとの協業についてのお話を中心とした内容でした。
自分もお仕事でデザイナーさんとやりとりしながら作業することが多いので、デザイナーさん側の感覚を知るいい機会でした。


参加者割合はデザイナー:エンジニアで6:4?くらいだった感じ(ディレクターさんもいた)

以下適当なメモとちょっとした感想をつらつらと。ちなみに自分はエンジニア側です。

デザイナーがエンジニアの画面を覗いた時に「なにこれ」って思うやつ

  • 黒い画面(ターミナル)
  • JavaScript
  • EclipseとかのIDE
  • Git

安定の黒い画面。

最近はGitで運用してるプロジェクトに関わる機会が増えてるデザイナーさんが多いのかな?HTMLとかGitで管理できるようになればすごく楽できるようになると思います。

秋葉さんの「FTPがいいなぁ」に会場笑い。

デザインの範囲

  • 見た目だけじゃない、機能もデザイン
  • 使う人のことを考えてどうするかもデザイン
  • 「現在地から探す」とか最近のアプリにはあるけどそこらへんもデザインだよね

UIだけじゃなくUXもデザインなんだなーとしみじみ。

ブラウザを上手に使ったデザインをどう作れるか

  • カンプが「動きと遷移」を想定したデザインになってるか
  • 意味のないカンプになっちゃうかもしれない
  • 納期間際で修正が発生したらクオリティチェックも曖昧になりがち
  • ボタンの状態変化(押せない状況)とかそういうところに気が回らない部分があるかもしれない

デザイナーさん視点のお話。 上にあるような「機能もデザイン」な視点が必要なのかなーと思った。

ワイヤーフレーム

  • ワイヤーフレームには都合のいい状況しか書いてない
  • イレギュラーなことが起こった時のことも考えよう
  • エンタープライズ系だとエラーの洗い出しとかする

Web系は都度改善していくパターンが多いイメージ

エラー画面どうしてる?

  • エラー画面はつなぎのページ
  • 飽きさせないようにデザインするのも大事

横スライド系UIのデザイン

  • jQueryのプラグインとかでできるやつ
  • 仕組みを理解しておくとデザインを起こすときに無理のないマークアップが実現できるよね

エンジニアが作ってからデザイン

  • その画面に必要な要素をエンジニアが全部用意しておく
  • それからデザイナーさんに綺麗にしてもらうといい感じにいく

マークアップにも同じ事が言えそうな。

エンジニアとデザイナーが仲良くなるのが一番

うん。一番。

エンジニアと険悪になったことある?

会場のデザイナーさんへのアンケートで数人が挙手

  • デザインの工数が理解されていなくて無茶な発注をされることがあってムッとしたことはある

確かにどのくらいの工数がかかるかあんまりわかってないかも。。


  • エンジニアがコード書いてるときに話しかけたらイラつかれた

これに対して会場のエンジニアさんは「エンジニアが集中するには人によって数時間かかることもあるから、メッセージを飛ばして少し間を開けて返事をまつとかすると上手くいくかも」と助言。

最後に飛び出した「波括弧が終わるまでは喋りかけないほうがいいかも」という発言には思わず頷いてしまった(´艸`)


デザイニアン、おもしろかったです。